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この仕事だからこそ、
見られる景色がある
土木支店 土木工事第2部
水理学
プラモデル・模型づくり
奈良高架作業所
スケールの大きなものづくりに携わりたい。そう考えていた私は、ゼネコンを中心にさまざまな企業を見て回りました。大鉄工業に入社を決めたのは、鉄道を中心に多様なプロジェクトに実績を持っている企業だったから。人々の生活に身近な社会インフラを支える仕事に何よりの魅力を感じたのです。
さらに、大きな決め手となったのが、近畿圏内で働ける点でした。一般的なゼネコンでは、馴染みのない土地への転勤や長期出張が当たり前ですが、近畿圏内を事業基盤とする大鉄工業なら慣れ親しんだ地域でキャリアを積み重ねることができるのです。仕事とプライベートのバランスが取りやすく、将来設計が立てやすくなることは、他にはない魅力だと考えています。
施工管理のミッションは、工期・品質・安全を守るために、工事全体をコントロールしていくこと。お客様や、作業を担当するさまざまなパートナー企業、大鉄工業のメンバーたちと連携しながら、スムーズな工事を実現していきます。建築が建物の工事を行うのに対し、土木が担当するのは、道路、橋、ダム、トンネル、河川、下水道などの構造物です。地盤や自然に左右されることも多く、管理にあたっては、より柔軟かつ的確な判断が求められることになります。
若手から中堅社員となった今、私は工事の責任者である上司と若手社員のつなぎ役を務めるようになりました。常に意識しているのは、「仕事を見える化」することです。「誰が・いつ・どんな仕事をしているか」がわかれば、作業内容や進捗、課題などが共有され、自ずとチーム全体が同じ方向を向けるようになります。そして、それは若手のメンバーたちの成長を促すことにもつながります。先輩社員が「何をしているか」を見ることで、次のステップを意識することができるからです。日々の指導やフォローを通じて、若手が自信をつけていく姿を見られるのは、大きな喜びですし、「任せてよかった」と思える場面が増えるほど自分自身もチームも成長していることを実感できます。
鉄道は社会に欠かせない、重要なインフラです。だからこそ、土木工事にも厳格な品質が求められますし、工事現場には鉄筋工や大工の皆さんをはじめ、多様なプロフェッショナルが集うことになります。特有のルールへの対応や、安全を考慮して線路を閉鎖する手続きなど、プロジェクト全体をスムーズに動かすためには、綿密な計画と大きな苦労が伴います。ただし、その分だけ仕事で得られる喜びは格別です。普段は立ち入ることができない線路の中に入り、夜間作業で電車がいない静かな線路に立ったときや、普通に暮らしていたら見ることのできない設備を間近で確認できたときなどは、自分たちが鉄道を支えている責任と誇りを強く実感することができるんです。私自身、大阪駅の大規模工事に携わり、竣功を迎えたときの風景は今でも忘れることができません。そうした「特別な光景」が私たちにさらなるモチベーションを与えてくれているんです。
社会に欠かせないインフラを支える仕事ができる。近畿圏内で仕事とプライベートを両立しやすい。さまざまな魅力を感じていますが、チーム全体で人を育んでいくカルチャーが根づいていることは、大鉄工業の大きな強みだと感じています。私自身、温かみに満ちた先輩方から、多くの学びを与えてもらいました。どれほど優しい人であっても、仕事における品質や安全に対しては、「厳格さ」を持っていて、「ここは、きっちりせなあかん」「このままだと危ないんちゃう?」という指摘に触れるたびに、視野を大きく広げることができたと想っています。こうしたカルチャーがあるからこそ、私自身もその想いを引き継ぎ、後輩たちに何かを与えられる存在でありたいと思えるんです。
大鉄工業の現場では、ICTを活用した新たなチャレンジも活発です。現在、私が手がけている現場でも、鉄筋がきちんと組まれてるかを確かめる「配筋検測」や、構造物が設計された通りに出来あがっているかを検査する「出来形検測」を3Dモデルで確認できる技術を試験的に導入しているところです。
ただし、これらの技術は導入すること自体に意味があるわけではなく、「現場で本当に使える形に落とし込むこと」が大切だと私は考えています。
現在は、従来の人の目や手作業による検査と並行しながら、この技術をどのようなケースで取り入れるのが最適化を丁寧に見定めているところです。運用面の不安や、品質面の課題をいかに解消するのかという現場側の意見をまとめ、大鉄工業の革新に貢献したいと考えています。