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誰かが見ていてくれる。
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建築支店 建築工事第3部
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柴島浄水場(水質試験所新築)
設計事務所やハウスメーカーなど、さまざまな選択肢の中から志望業界をゼネコンに絞ったきっかけは、ゼミの先生に「性格的にゼネコンに向いているよ」とアドバイスをもらったことでした。さまざまな人とコミュケーションを取り、チームとして一つの目標を達成する。その仕事に大きな魅力を感じるようになったのです。
大鉄工業を選んだのは、就職活動をスタートしたタイミングで家の近くでマンション工事が始まる、馴染み深い駅のリニューアル工事を担当するなど、その存在を身近に感じられたこと。そして、父親の友人に大鉄工業を知る方がいて、「めちゃくちゃいい会社だよ」とその環境に太鼓判をいただいたことが大きな理由です。今考えると、「不思議なご縁」があったのかもしれませんね。
建築工事をスポーツに例えるなら、実際の作業を行う職人さんがプレイヤーであり、工事のマネジメントを行う私たち施工管理は、監督・コーチの役割を担うことになります。
現在、私は柴島浄水場の水質試験所新築工事の次席として、後輩の指導や、施主・監理者様との折衝を任されています。
建築の品質や工期、コストは、マネジメントによって大きく左右されます。常に意識しているのは、工事を円滑に進める工事監理はもちろん、設計監理を徹底し、求められる品質をしっかりと担保することです。私たちが建築の設計を行うことはありませんが、設計された建築物を形にするための施工図を手がけるのは、私たちの仕事です。意匠に凝った現場は、難易度も高い。だからこそ、仕事のやりがいも必然的に大きくなるんです。
「段取り八分、仕事二分」という言葉どおり、施工監理の仕事は事前の段取りが何よりも大切になります。さまざまな分野の職人さんが同時に作業することも多いため、常に先を予測し続けることが求められます。自らが示した道すじによって、職人さんから「すごく助かった。やりやすかった」と言っていただいたときには、自らの努力が報われたことを実感できます。この仕事の醍醐味は、「自分の頑張りを常に誰かが見てくれていること」にあるのかもしれません。
そして、この仕事が持つ何よりの喜びは、自らが携わった建築が、街のにぎわいや人々の笑顔につながっていくことです。そういった意味で、高槻市にあるボーネルンド Park Center の建築は、私にとってとくに印象に残っている案件です。少人数で、かなり苦労した現場ではありましたが、当時の私は子どもが生まれたばかり。家族と一緒に完成した施設を訪れる日を夢見て、懸命に仕事に向き合ったことを覚えています。完成後、実際にこの施設に遊びにいったときには、妻から「ここをつくったんだ。すごいね」という言葉をもらいました。こんな風に誰かが喜んでくれているんだ。その瞬間、自らの仕事に誇りを感じることができました。
大鉄工業は関西を基盤として仕事ができます。そのため、自身の将来設計が立てやすく、長期的なキャリアを描きながら働けると感じます。また、教育制度も充実していて、しっかりと私たちの成長をサポートしてくれています。とくに新三田にある「技術研修センター」は、大手他社にも引けを取らない自慢の施設。実物大のモックアップ(作りかけの建物)やICTを用いた実体験によって継続的に技術・技能を磨くことができるのです。
そして、何よりの魅力は、大鉄の特徴である駅舎等の鉄道関連建築はもちろんのこと、マンションや商業施設、警察、消防署、学校といった多彩な建築物にも携わることができ、さらには一つひとつの現場に着工から竣工まで、一貫して関わることができるのです。若手のうちは、外壁だけ、床面だけといったように順にキャリアを積んでいく企業も多い中で、大鉄工業ならではの環境だと思います。
意匠(デザイン・美観)にこだわった建物の作業所長を目指す。それが、私の目標です。この目標は、デザインに対するこだわりから来るものではありません。意匠の要求が高い建築は、意匠と機能性、そしてその後のメンテナンス効率のバランスが非常に難しく、社内において施工難易度の高いプロジェクトであるとされています。そんな難しい現場を任される存在でありたい。確かな価値を創造できる人材でありたいというのが、私の想いです。
駅舎や子ども向けの施設、警察、図書館など、これまでの10年間でさまざまな社会インフラを手がけることができています。これから待っている多様な建築物に胸を躍らせつつ、お客様や会社の仲間たち、パートナー企業の皆さんと力を合わせて、まちづくりに向き合っていきたいものですね。